野菜に刻む珠玉の芸術、日本の料理人の神業に迫る
日本料理で、刃物を使って野菜に精巧な模様を彫りこんでいく「むきもの」と呼ばれる装飾技術。神戸に拠点を置く料理人の岸本岳大(きしもと・たけひろ)氏は、野菜や果物を題材にしたむきものの作品をソーシャルメディアに発表し、ユーザーからの注目を集めている。個々の作品の緻密(ちみつ)な造形と装飾的な美しさにはただ驚嘆するばかりだ。
長くむきものの習得に励んできた岸本氏だったが、その情熱に火が付くきっかけと...
日本の旅行をもっと面白くする