激減するゾウを密猟から救え、タンザニアが大規模プロジェクト
東アフリカ・タンザニア南部にあるセルー動物保護区。スイスの国土よりも広大な保護区の中で、野生のゾウを密猟から守る仕事は簡単ではない。
同保護区に生息するゾウは、40年前の11万頭から1万5200頭へと激減し、ほぼ90%の個体が失われた。「この10年の間にアフリカ大陸を襲った密猟危機で、タンザニアは特に大きな打撃を受けた」。野生生物保護団体、世界自然保護基金(WWF)の担当者はそう話す。
こうし...
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