大阪―信州松本結ぶジェイ・エア夏期便運航 8月31日
大阪国際空港(伊丹)と信州まつもと空港(松本)を結ぶ夏期限定便が8月1日から運航されている。JALグループのジェイ・エアが8月31日まで1日1往復する。伊丹初便の出発時には、長野県PRキャラクターのアルクマらが搭乗客を見送るイベントも行われた。長野県では7―9月に「信州デスティネーションキャンペーン」を展開。「世界級のリゾート」をキャッチフレーズに、関西圏でも夏の信州への旅のアピールを強化している。1日のイベントもその一環で、県担当者が観光パンフレットやアルクマの飴玉を配ったほか、アルクマは子どもたちとの記念撮影に応じた。また、夏期限定便の就航に合わせてABCラジオ「柴田博のほたるまち旅行社」で呼びかけていた信州の旅プレゼント企画に当選した兵庫県在住の夫婦には、県大阪事務所の樋口隆教所長から記念品が贈られた。
アルクマらが初便を見送り
夏の信州への旅のアピール
伊丹―松本便は2014年から季節運航便として復活。15年の搭乗率は49.2%、16年は62.1%と上昇。今年は75%の搭乗率を目指す。機材はE70(エンブラエル170、76席)で、大阪―松本の初便には64人、松本―大阪は65人が搭乗し順調なスタートを切った。
ジェイ・エアの担当者は「昨年の大河ドラマ『真田丸』で注目を集めた長野県でしたが、本年は昨年をさらに上回るペースでご予約いただいております。地元の皆さまと手を携えきた利用促進の取り組みにより、松本線の利便性の浸透を図ってきたことも一因だと認識しております」としている。
ダイヤは、伊丹8時40分発―松本9時30分着、松本10時10分発―伊丹11時着。「片道わずか50分です。涼しい休日をぜひ、信州でごゆっくりお過ごしください。帰りは北陸新幹線を利用するなど周遊の旅が楽しめます」と県担当者。