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「変わらないために変わる」 全旅連青年部、西村新体制がスタート

「変わらないために変わる」 全旅連青年部、西村新体制がスタート
全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部、1300部員)は4月20日、東京・平河町の都道府県会館で2017年度総会を開いた。今年は任期2年の新体制がスタートする区切りとなる総会で、桑田雅之22代青年部長(長野県菅平高原・菅平高原温泉ホテル)が退任し、西村総一郎23代青年部長(兵庫県城崎温泉・西村屋)のもと、17―18年度の組織体制や事業計画などを承認した。西村青年部長が掲げる今期の活動スローガンは「変わらないために変わる」。自分たちの家業や企業を変わらずに継続していくために、「変わる」ことの実践を呼びかける。 「少子高齢化と言われて久しいですが、実際に子どもが減ったことを感じていると思います。それでもしばらくは消費意欲旺盛な団塊世代に支えられ、観光マーケットも大きくなるでしょう。しかし、彼らが80代になり消費が減少する2025年以降はどうでしょう。宿泊産業はどうしていくべきか。私たちは、産業をよくし、社会をよくしていくことに責任を負っている世代です。これらに気概と覚悟を持って、青年部活動に臨みたい」 西村新青年部長 具体的な活動としては(1)外国人労働者の受入の可能性など労務問題の改善(2)ITソリューションの活用などによる、生産性向上への仕組みづくり―などに、それぞれ専門委員会を設け取り組んでいく。 また、前期、桑田青年部長とともに奔走してきた民泊問題については「前期で終わったわけではありません。新法以降は、これまで以上に地域での活動が必要になってきます。本部として情報を収集し、活動の肝がどこになるかを、皆さんに伝えていきたい」と、継続して取り組む考えを示した。 総会で部員を前に西村新青年部長が意気込み
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