春の叙勲を発表 観光業界からも受章者
政府は4月29日付で2017年春の叙勲受章者を発表した。各界で功績があった4185人のうち、観光業界ならびに本紙関係では、3氏が受章した。一般社団法人国際観光日本レストラン協会会長で、奈良県内でフレンチレストラン「ル・ベンケイ」などを運営する尾川欣司さん(71)は、旭日中綬章(観光事業振興功労)を受章。
着地型旅行「地旅」を初めて提唱し、ANTA熊本県支部長や株式会社全旅社長などを長年に渡って務めた元・日本内外旅行代表取締役の池田孝昭さん(72)は、旭日双光章(観光事業振興功労)に選ばれた。
また元新潟県旅館生活衛生同業組合理事長で、新潟県湯沢温泉・ホテル双葉社長の小林庄一さん(72)も旭日双光章(生活衛生功労)を受章した。
さらに長年にわたってその道一筋に打ち込んできた人などに贈られる春の褒章では、長崎県の雲仙宮崎旅館副社長で女将の宮崎美雅子さん(77)に黄綬褒章が贈られた。