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こだわり凝縮「四国まんなか千年ものがたり」(1) DCにあわせデビュー

こだわり凝縮「四国まんなか千年ものがたり」(1) DCにあわせデビュー
JR四国の新しい観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗ってきました。4―6月に四国4県で14年ぶりの開催となる四国デスティネーションキャンペーン(四国DC)にあわせて4月1日から運転を開始。香川県の多度津駅―琴平駅―徳島県の大歩危駅で週末を中心に1日1往復します。その名の通り「四国の真ん中」駆け抜ける JR四国・四国まんなか千年ものがたり 本格運転を前に、JR四国大阪営業部が実施した在阪マスコミ向けのプレスツアーに参加したもので、新観光列車の体験乗車と高知市内や阿波池田のまち歩きなどを取材しました。 さて四国まんなか千年ものがたり。この不思議なネーミングは、当日同乗されていた半井真司社長から直接お聞きしました。「この列車は、弘法大師の生誕の地の善通寺、海の神様として知られている金刀比羅宮、平家の落人伝説の残る祖谷を結びます。千年の歴史と文化が薫る四国の真ん中エリアを運行することから名付けました」。 さらに、3両編成の車両は、徳島県産の杉を使った木のぬくもりをしっかりと感じられる落ち着いた雰囲気がある車内の一方で、は左右異なる赤や青、白色などを使った独特の外観です。いい意味で新鮮だなと思っていたら、実はJR四国社員で鉄道事業本部の松岡哲也さんによるデザインと聞きビックリ。祖谷地方の民家を実際に訪れて車内レイアウトを考えられたそうです。 秘境駅として知られる坪尻駅に停車する「千年ものがたり」 実は、松岡さんはこれまでにも「伊予灘ものがたり」や、蒸気機関車をモチーフにした8600系新型特急車両のデザインを手掛けています。有名デザイナーに依頼するのではなく、自社発注なんてすごい!です。 (トラベルニュースat 17年4月10日号) →こだわり凝縮「四国まんなか千年ものがたり」(2) 地域風土を感じるに続く 1 | 2
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