首都圏に高知幕末維新博アピール 出版3社が共同プロモ
3月4日に高知県内全域で開幕した「志国高知 幕末維新博」。首都圏の旅行市場にアピールしようと、JTBパブリッシング、主婦の友社、ぴあの出版3社が共同メディアプロモーションを展開している。このうちJTBパブリッシングは雑誌「ノジュール」4月号にオープンしたばかりの「高知城歴史博物館」の紹介記事などを掲載。主婦の友社はウェブメディア「OTONA SALON」に、ぴあは雑誌「SODA」に、それぞれ高知観光特集やインタビュー記事、他社も都内で楽しめる幕末維新スポットなどを紹介している。3社は全国の地域プロモーションに今後も連携して取り組んでいくとしている。
3月15日には東京・銀座1丁目にある「まるごと高知」にメディアを招いて、メディアプロモーションについての説明会が開かれた。出席した尾﨑正直・高知県知事は「幕末維新博は2年にわたって開催します。多くにお越しいただき、幕末の志を体感してほしい」と、プロモーションによる集客に期待を示した。
尾﨑知事(左端)がアピール
また、はとバス(東京)が走らせる「幕末維新ゆかりの地を巡るワンデーバスツアー」の試乗会が併せて行われた。坂本龍馬と勝海舟の出会いの場となった旧勝邸跡地や旧岩崎邸庭園、桜田門を巡り、土佐料理の昼食を「まるごと高知」で。3月28、30日に催行された。