全身麻痺から右手の機能回復、「神経義肢」で脳と筋肉つなぐ
事故による脊髄(せきずい)損傷で両手両足がほぼ完全な麻痺状態だった男性が、実験的装具の助けを借りて、右手を動かす機能を回復した。米ケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究チームが28日の英医学誌ランセットに発表した論文で明らかにした。研究はまだ初期段階だが、いずれ脊髄を損傷した多くの患者の人生を一変させる可能性があると期待を寄せている。
実験に使った装具は「神経義肢」と呼ばれ、患者の脳の信号を腕...
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