5つの調査でランキング-温泉編(2) ベスト3は草津、別府、道後
ランキングの作成にあたっては(1)楽天トラベル2016年「年間人気温泉地ランキング」(2)じゃらん「全国人気温泉地ランキング(もう一度行ってみたい温泉地)」(3)ビッグローブ「第8回みんなで選ぶ温泉大賞」(4)観光経済新聞社「第30回日本の温泉100選(中間順位)」(5)藤田聡さん選「一度は行きたい温泉ランキング」を用いた。アマとプロで評価に乖離なし
(1)―(3)は、ネットユーザーや消費者を対象にしたいわゆる口コミのランキング。(4)は旅行会社担当者らプロによる選定、(5)は本紙で「温泉道への招待」を連載している温泉研究家の藤田さんが情報サイト・オールアバウトで発表したものだ。
5つのランキングそれぞれについて1位10点、2位9点、3位8点...と10位まで点数をつけた。その合計点のランキングが別表(トラベルニュースat1月25日号1面に掲載)。選出件数は、5つのランキングの登場回数を示す。
1位の草津温泉は、すべてのランキングで5位以内に選ばれ、消費者と専門家のいずれからも評価が高い。ビッグローブの調査では8年連続、観光経済新聞社の100選では14年連続で1位に選ばれている。
草津温泉を代表するスポット「湯畑」
2位の別府温泉(にっぽんの温泉100選では別府八湯)もまんべんなくランクイン。泉質や湯量が豊富な上、宿泊施設の多様さもあり選択の幅の広いことが支持につながっている。
3位の道後温泉、4位の由布院温泉、5位の箱根温泉なども各種温泉ランキングの常連だ。その意味で、温泉に関してはアマとプロとの評価であまり乖離していないと言えるだろう。
(トラベルニュースat 17年1月25日号)
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