大分県日田市は元気です！　８月31日までキャンペーン

大分県日田市で「元気倍！日田２０１２夏キャンペーン」が始まった。７月の豪雨に伴う風評被害を払しょくしようと、日田市や日田市観光協会、日田旅館組合など観光関係団体が団結した。格安の宿泊プランや博多駅での観光ＰＲを行う。キャンペーンは８月31日まで。日田駅や天ヶ瀬駅、日田バスセンター、日田インターチェンジなどで「元気倍！日田２０１２夏キャンペーン」のメッセージ横断幕を掲出したり、博多駅や西鉄天神駅でパンフレットを配布する。天ヶ瀬温泉では「七夕灯籠祭り」を４日―26日に行うほか、市街を流れる三隈川では、26日に「ひた三隈川鮎祭り」「リバーフェスタin三隈川」が開かれる。 また、日田温泉旅館組合では26日限定で、色浴衣で屋形船格安特別宿泊プランやガイド付屋形船ガイドクルーズ格安特別乗船プランを実施する。宿泊プランは、屋形船乗船料や鵜飼い観覧料、色浴衣貸出し料が付き通常１泊２食１万４千円を６千円で提供する。乗船プランは、屋形船乗船料と鵜飼い観賞料がセットで通常２５００円のところを１千円で体験できる。 さらに27―31日には「復興支援プラン」と題し、宿泊客に宿泊代金を決めてもらう数量限定プランも実施。旅館は１泊２食、ホテルは１泊朝食で対応する。 ７月の豪雨時は、全国ニュースで日田の水害状況が連日放映された。そのため、市内の日田温泉や天ヶ瀬温泉の旅館では７月３―16日で約２５００人のキャンセルが発生。市内の観光産業に大きな影響を与え依然として風評被害も続く。今キャンペーンで元気な日田をアピールし、観光復興につなげたい考えだ。