「お茶の京都」アピール 東京で説明会、来年4月からは山城地域で博覧会
京都市だけじゃない京都府観光の魅力を紹介しようと、京都府が2015年から取り組む「もうひとつの京都」プロモーション。京都府はこのほど、東京・大手町のイベントホールで「お茶の京都」首都圏メディア説明会を開き、2017年4月から1年間、宇治市など京都府南部の山城地域で「お茶の京都博」を開催することをアピールした。「お茶の京都」は京都府北部エリアを対象にした15年の「海の京都」、府中央部を対象とした16年の「森の京都」に続いての「もうひとつの京都」第3弾。お茶の京都博では、シンポジウムや玉露の淹れ方コンテスト、フードイベントなど年間60―70本行うイベントを通じて、宇治茶の価値やお茶文化を発信し、山城地域への来訪を促す。
オープニングイベントとして17年4月1、2日の2日間、八幡市の淀川河川公園で「さくら茶会」を行い、「お茶の京都博」の開幕を宣言する。30万人の来場を見込んでいる。山城エリアでは、南山城村に「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」をオープンさせるほか、見どころをめぐるシャトルバスの運行やサイクルイベント、茶畑アートも展開する。
東京でメディアにアピール