来年DCで四国へ 四国ツー創造機構、東京で旅行商品化訴え
愛媛、香川、高知、徳島の四国4県やJR四国などで構成する四国ツーリズム創造機構が主催する四国観光商談会がこのほど、東京・新橋の第一ホテル東京で開かれた。都内の旅行会社やメディア関係者が出席した。個別商談会を前に行われた観光プレゼンテーションで同機構の真鍋省二事業推進本部長は「10月1日から四国プレDCを開催中です。そしてDC本番の来年、DC以外にも高知で幕末維新博、香川でアートセトウチ、愛媛では道後温泉に新温泉施設の誕生、徳島でときめきあわ旅が展開されます。今日は四国から48社129人が参加しています。商談会を通じて旅行商品造成に生かしてほしい」と呼びかけた。
また、同機構の別所智之グループリーダーも「14年ぶり5回目となるDCは2017年4―6月の開催です。期間中、特別拝観や観光周遊バスやタクシーの運行など、680の観光素材と二次交通の充実で旅行者を受け入れます。専用ウェブサイトを開設しています。旅行商品化にご活用ください」と要請した。
各県のプレゼンテーションのほか、旅行会社に対する各県独自の助成制度についての説明なども行われた。
JR四国からは17年4月に登場する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」が紹介された。