15年の国際会議、10％増で過去最多に

日本政府観光局（ＪＮＴＯ、松山良一理事長）は、２０１５年の日本国内で開かれた国際会議の件数は前年比９．９％増の２８４７件だったと発表した。この数字は昨年を２５７件上回り、過去最多を更新。ＪＮＴＯは官民のＭＩＣＥへの積極的な取り組みが進み、これが成果をあげていると評価している。 一方で、参加者総数は同11．５％減の１７６万７千人、うち外国人参加者は同２．１％減の17万５千人に。小規模会議が増えた半面、医学系をはじめとする大規模会議の参加者が減少したためという。 都市別の開催件数は東京23区が５５７件でトップ、２位福岡市３６３件。３位は仙台市２２１件で、国連防災世界会議関連の開催増で順位を上げた。以下、京都市２１８件、横浜市１９０件と続く。