JTB、訪日ブランドを「サンライズツアー」に統一 方面も全国に拡充
JTB国内旅行企画(大谷恭久社長)は9月15日、訪日客向け国内パッケージ「サンライズツアー」の2017年商品を発売した。訪日客商品ブランドを統一、北海道から沖縄まで商品の幅を全国に拡充するなどして、販売人員は15年比360%の116万人を目指す。今回、「サンライズツアー」の仕入・造成業務をこれまでのJTBグローバルマーケティング&トラベル(座間久徳社長)からJTB国内旅行企画に移管。国内向けのノウハウを生かした商品力強化や各地域事業会社との連携強化を図り、商品の方面展開もこれまでのゴールデンルート中心から全国へ拡大するなどして、受入拡充を図る。これに合わせ、アジア客向けブランド「エクスペリエンス・ジャパン」も併合して、新生・サンライズツアーとして再スタートを切った。
17年商品は、日帰りバスツアーや宿泊ツアーを組み合わせた「コンビネーション型ツアー」商品を維持する一方、スルーガイド付きのコースとして、外国人が求める日本旅行の魅力を盛り込んだ「JALで行く日本一周14日間の旅」、「北海道3大冬まつりを訪れる旅」、夏の富良野への「北海道3・4日間」、別府や阿蘇を周遊する「九州3・4日間」も発売した。夜のアクティビティの充実にも着手。まずは東京で明治座でのミュージカルショーやヘリコプターのよる夜景観賞などを登場させた。