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兵庫・敬老の日に旅をPJが商品化 旅行業界で総会ラッシュ(1)

兵庫・敬老の日に旅をPJが商品化 旅行業界で総会ラッシュ(1)
一般社団法人兵庫県旅行業協会(山口嘉幸会長)が推進する「敬老の日に旅を贈ろう」プロジェクトが、日本旅行の赤い風船で「感謝を込めて敬老の旅を贈ろう」として販売される。このほど神戸市東灘区の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで開いた定時総会で発表した。同プロジェクトは、昨年の総会で構想が明らかにされ、これまでポスターや幟を作成して会員店舗での掲示を行うなどアピールに努めてきた。赤い風船のパンフレットの九州・北陸・南紀・北近畿・山陰・四国・山陽エリアのJRと組み合わせた宿泊プランと、びわ湖・淡路島・有馬・塩田の近郊の宿泊プランにおいて、いずれのパンフレットにも敬老の日が兵庫県多可町で「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と「おとしよりの日」を定めたことが始まりであることを記載している。 山口会長は「赤い風船は日本旅行のαラインを導入している会員しか販売できないが、実績をつくり関西、全国にこのプロジェクトの考えを広めたい」と販売協力を呼びかけた。 また、山口会長は従来の勉強会「介護・看護旅行」「苦情対応」に前年度も多くの参加者があったことから、今年度も継続すると表明。軽井沢で起こったバス事故などについて「旅行業者のバス会社選定責任や旅行業法の特別補償の重要さを痛感している。全旅協本部、株式会社全旅、協力会であるくすのき会の皆様と連携、情報収集を一層密にして消費者に健全で安全な旅を提供したい」と決意を示した。 株式会社HATAの総会では、2015年度の全旅の配当が10割から7割配当になり、広告事業収入が減少傾向にあることから、今期は配当、報奨金制度を実施しないとした。全旅の営業所としての事業についてインバウンド事業へのメリットの追求、物品販売や広告事業での利益向上に注力する。 くすのき会(木下紘一会長=ホテルニューアワジ)の総会では今年度、合同研修や販売促進、情報交換、入会促進キャンペーンを実施することを決めた。 合同懇親会では全旅の池田孝昭会長(当時)が出席。「敬老の日に旅を贈ろうキャンペーンが赤い風船で商品化されたことに敬意を表したい」と話し、熊本地震について「皆様には温かい言葉をいただき感謝している。マスコミ報道では被害にあったところばかりが取り上げられている」と風評被害を訴えた。「安全な観光地も多い。ピンチをチャンスと捉え頑張りたい。皆さんの協力をお願いしたい」と話した。
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