インド、干ばつ被害深刻 農民ら語る「地獄」の年月
2年連続の干ばつに見舞われたインドで、農業生産への打撃が深刻化している。雨季の始まりを今か今かと待ちかねる農民たちは13億人の人口の半数を占めるが、安定した収入が得られず苦境にあえぐ。国内経済の抱える矛盾が浮き彫りになっている。
北部ハリヤナ州ビワニ周辺を車で走らせれば、干上がった水路と乾ききった畑が続くばかり。野生のレイヨウが水を求めてうろついている。
「この2~3年は地獄だった。農民たちは...
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