QEに乗ったよ! あらためて鉄道マンに敬意
今回の「あらしん」は先日、大阪港に初入港したクイーンエリザベス(QE、9万900トン)の船内見学記です。JR九州(がんばってください!)の「ななつ星」が口火を切った豪華列車ブーム。先駆者がクルーズトレインと冠しているように、これらの列車はクルーズ客船を意識しているのは間違いありません。ということで不肖あらしん、本家本元のQEに乗り込みました。
QEの大きさ、きらびやかな装飾に驚き、シアター、カジノ、スパ、バーにレストランと挙げればきりがない充実の設備。一度体験するとリピーターになるというクルーズ市場がわかるような気がしました。
吹き抜け空間にらせん階段(上)とクイーンサイズのベッド。1泊しただけで人格が変わりそう
ジャグジー(上)に入って豪華な食事。これは列車でも実現(JR西日本「瑞風」)しますね
だけど、やっぱり僕は大海原より、移りゆく車窓風景を優雅に眺める旅にひかれます。同時に、船とは大きく異なる限られた空間でクルーズを表現しようと試みる鉄道マンに敬意を覚えました。
(あらしん=鉄ちゃんジャーナリスト)
(トラベルニュースat 16年4月25日号)