【次代への名言】司馬さん、遼(はるか)なり編(81)
「韓のくに紀行」は司馬さんが戦後初めて渡韓したさいの作品。冒頭は、以下のように続く。《この老人は、戦後、あれほど懸命にソウルの新聞やラジオが反日宣伝を語りつづけてきたのに、うかつにもそれさえ聴いていなかったようであった。私はひっくりかえりそうになりながら、あやうく涙がこぼれそうになった》 「韓」に司馬さんは心をくだき続けた。
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