熊本県で強い地震　観光・交通面にも影響

熊本県内を中心に４月14日夜、強い地震が発生した。益城町では震度７を観測。依然として余震の発生が続いている。同町を中心に死者、負傷者、避難者が多く出ており、15日10時時点で被害状況の確認や救助作業が続いているもよう。観光面では、ツアー客の安否確認を、旅行業団体を通して旅行会社に要請。震度６強を観測した熊本市内でも熊本城の瓦や石垣が崩れるなど大きな被害を受けている。 鉄道は、九州新幹線が回送列車の脱線などの影響で復旧のめどがたたず、始発から運転を見合わせ。熊本県内を通る在来線も運転見合わせが相次いでいる。山陽新幹線は新大阪―博多間で通常運転。 高速道は九州道、南九州道、九州中央道の一部区間で通行止め。熊本方面への高速バスも各社で運転取りやめとなっている。空の便は熊本空港発着便に欠航や出発遅れが出ている。 情報はいずれも15日10時時点。