火星に降り注いだ巨大隕石、生命育んだ可能性も 米研究
40億年前の火星には直径数百キロもある巨大な彗星(すいせい)や小惑星が次々に衝突し、生命が存在しやすい環境が少なくとも一時的に形成されていたという説を、米コロラド大学ボルダー校などの研究チームが天文学会誌に発表した。
冷たく乾燥した惑星だった火星は衝突の衝撃で膨大な熱が発生して地底の氷が解け、化学物質で活性化する微生物がすむイエローストーン国立公園のような熱水系が形成された可能性があるという。
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