「旅と温泉展」に5万5千人来場 日本温泉協会主催
旅館など温泉利用施設や温泉供給会社、温泉所在地の地方自治体などが加盟する日本温泉協会の主催で3月6―9日に第58回「旅と温泉展」が横浜駅東口の新都市プラザで開かれた。全国の26団体・60施設の温泉の写真パネルを掲示したほか、各施設のパンフレットを配布。7つの温泉地の源泉の展示や各地の特産品などがもらえる抽選会にも長い列ができるなど、期間中5万5千人が来場した。
会場には温泉地紹介、会員施設紹介、秘湯の宿、国民保養温泉地、温泉体験など各コーナーを設置。同協会の公式ウェブサイト「温泉名人」の利用も呼びかけた。
来場者はパネルを眺めながら、「今度、青森に行くんだけど、いい温泉教えて」「たくさんパンフレットをもらったので、帰ったら次の旅行先の研究をするつもり」など、温泉旅行に思いを馳せる声が多く聞かれた。
旅と温泉展は、温泉資源についての正しい利用法の普及と、国民の健康増進、温泉ツーリズムと観光立国の推進に寄与することを目的に毎年開いている。