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旅行業界への女子大生の本音 JATA関東支部、跡見女子大と意見交換会

旅行業界への女子大生の本音 JATA関東支部、跡見女子大と意見交換会
JATA(日本旅行業協会)関東支部と跡見学園女子大学の観光コミュニティ学部はこのほど、東京・文京区の同大学阿文教キャンパスで「旅行業界への就職 女子大生本音の意見交換会」を開いた。2015年に卒業した観光を専攻した学生の旅行業界への就職率が3%台と低かったことや、学年を重ねるにつれ旅行業界への就職意欲が衰えていく現状を憂慮した大学が、学生に旅行会社の仕事や働き方の現状を知ってもらおうと意見交換会の共催をJATA関東支部に呼びかけた。 JATAからは木下雅基・国内旅行委員長(近畿日本ツーリスト)や会員10社から13人が出席、大学からは3、4年生80人のほか小川功・観光コミュニティ学部長らが参加し、2時間にわたり旅行商品の企画や造成、一般団体旅行と教育団体旅行の違い、店舗のカウンター業務などの仕事内容の紹介や、学生との質疑応答を行った。 業界の今を紹介 学生からの質問では、就職活動で訪ねたOGから「旅行会社の仕事は低賃金で長時間労働、家庭との両立は難しい」と聞かされた経験が紹介され、これに対しJATA側の出席者は「旅行業界は20年前とは変わってきています。プライベートが充実していないと仕事に成果を出せないのが旅行業界です」「35年前は従業員の7割が男性でしたが、今や女性が7割です。女性の活躍の場としての労働環境は改善が進んでいます。旅行業界に飛び込んできてほしい」などと回答していた。 真剣に話を聞く学生
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