東かがわで「まちづくり観光塾」が開講/香川
香川県東かがわ市で2015年11月から「まちづくり観光塾」がスタートした。東かがわの人・モノ・コトをつなぐまちづくりの活動を交流、観光につなげていくことを目指す。約30人の市民が受講している。まちづくり観光塾は、東かがわ市観光推進体制整備事業の一環。まちづくりの取り組みを持続的な集客コンテンツにつなげるため、市内で活動しエンジン役となる人たちのネットワーク化を試み共創のプラットフォームとしている。弊社まちづくり観光研究所(奥坊一広所長)が塾の進行役、運営を担っている。
11月の第1回は「まちづくり観光事始め」と題し、同研究所の久保田正義客員研究員と富本一幸研究員がリード役を務めた。東かがわ市の「とっておきの場所」について参加者それぞれのお勧めスポット、食などを挙げた後、グループに分かれてそれらを"つなぐ"ワークショップを実施。集客ターゲットを想定しキャッチコピーやセールスポイントを発表した。
ワークショップでまちづくりを学ぶ
富本研究員は「単体ではなく組み合わせることで、東かがわらしさ、独自性が見えてくる。まちを編集し、リアリティのある物語を創ることがまちづくり観光の始めの一歩」などと伝えた。
同塾は3月まで連続して開講。修了者には「まちづくり観光プランナー」を付与する。