16年は「柱」と「雪」の2大祭り 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町企画課の河村実則さん、芦谷健吾さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、2016年に開くイベントを紹介した。6年に一度の「柱祭り」は4月16日、毎年恒例の「智頭宿雪祭り」は2月6日に開く。柱祭りは、町内の諏訪神社の式年祭礼。1782年から続く伝統行事で来年の開催で40回目を迎える。総本社の諏訪大社と同様6年に一度、山から神木が切り出され、4つの集落から4本の御柱が諏訪神社までを練り歩く。迫力ある掛け声とともに1本約1.5トンの御柱が総勢600人によって運ばれる。
雪祭りは智頭宿一帯で行われ、夜は雪灯籠が一斉に灯る。特産品の販売や屋台が並び、例年、冬の寒さを吹き飛ばす賑わいをみせる。
芦谷さんは「4月には約180本の桜が咲く桜土手で、智頭河畔桜Cafeフェスティバルもあります。来年は智頭にぜひお越しください」。
智頭町では近年、県外からの移住者が増えている。なかには全国的に著名なパン職人が移り住み、県外から客が殺到する人気店になっている。
河村さんは「渡邉さんご夫婦の『タルマーリー』はすごい人気で、海外からも取材に訪れるほどです。森のようちえんに続き、サドベリースクールが今年開校しました。現在25人の子どもたちが学んでおり、遠方から入学希望がたいへん増えています」と話し、まちの活気が広がっていることを紹介した。
鳥取県智頭町の皆さん