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宿と訪日客のコミュニケーションを支援 東京都、多言語コールセンターを運用

宿と訪日客のコミュニケーションを支援 東京都、多言語コールセンターを運用
東京都は11月24日から都内の宿泊施設を対象とした多言語コールセンターの運用を始めた。宿泊施設と外国人宿泊者のコミュニケーションをサポートする。対象言語は英語、中国語、韓国語の3カ国語で、都が委託したコールセンター運営会社、テレコメディアが24時間対応する。利用料金は無料で、通話料金は施設側が負担する。 10月22日から利用施設を募集し、これまでに約400軒が応募した。都では都内の宿泊施設約2千軒の3割程度、650施設の利用を想定し募集を続けている。 外国人旅行者の宿泊も多く、多言語コールセンターの利用に応募した日本橋・ホテルかずさやの工藤哲夫社長は、サービスの開始を歓迎する。 「チェックイン・アウトなどのホテルのルーティーンについて対応に言葉の問題はありませんが、ゲストが病気になったときなどは、心強いと感じます。また、最近増えているのが中国からのFITのゲストですが、こちらもルーティーンについては英語で大丈夫です。ただ、なにかのときにコールセンターと中国語で意思の疎通ができれば、ゲストにとってもありがたいのではないでしょうか」 今のところ多言語コールセンターの利用は2016年3月末までの予定。都観光部では16年度についても予算要求しており、多言語コールセンター事業を継続したい考えだ。
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