三つ星・高尾山に温泉 10月に開業/東京
ミシュランガイドで最高ランクの三つ星を獲得し外国人旅行者にも人気の高尾山。玄関駅の京王線高尾山口駅の隣に、10月27日、日帰り温泉施設「京王高尾山温泉 極楽湯」が開業した。2階建て、延べ床面積約1800平方メートルの建物に、檜風呂の内湯や露天風呂など7種類の風呂を設けた。券売機やお風呂の利用案内、館内表示は英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語の4カ国語で表示し、外国人利用者に配慮している。
京王高尾山温泉の露天風呂。全部で7種の浴槽を備える
温泉はアルカリ性単純温泉で、湧出温度は26度。毎分300リットルを揚湯し利用する。
年中無休で営業時間は8―23時。料金は中学生以上1千円、子ども500円。年末年始、ゴールデンウイークなどは中学生以上1200円、子ども600円。
温浴施設のほか食事処、マッサージ施設を設けた。食事処はテーブル、座敷など160席。高尾名物のとろろ蕎麦やとろろ定食などを出す。
高尾山温泉の総投資額は約13億円、年間40万人の来場を見込んでいる。