14.8%増の6兆5400億円 日本人の旅行・観光消費動向調査7―9月期
観光庁がこのほど発表した2015年7―9月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比14.8%増の6兆5400億円で、2期連続で前年同期より2ケタ増となった。前年の消費税引き上げの影響による低迷からの反動や、9月のシルバーウイークによる活況が大幅増をもたらした。国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同19.1%増の5兆1600億円、日帰り旅行消費額は同1.3%増の1兆3800億円と高水準を記録した。
国内延べ旅行者数は同7.9%増の2億400万人。そのうち宿泊旅行は同13.4%増の1億900万人、日帰り旅行は同2・2%増の9500万人だった。