米政界で強まる反イスラムの動き、移民政策や大統領選影響
パリ同時多発テロを受け、米国では次期大統領選の候補者から地方レベルまで、多くの政治家からイスラム教徒やアラブ系民族に反感を示す発言が相次いでいる。
「我々はヒステリーと恐怖の空気に取り囲まれている」と語るのは、イスラム教市民団体、米イスラム関係評議会(CAIR)の報道担当者だ。2001年の米同時多発テロの後さえ「これほどではなかった」と話す。
イスラム教徒や市民活動家らによれば、その背景には米...
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