関川村が東京でPR 新開発「鮎みそ」を提案/新潟
新潟県関川村は10月14―15日の2日間、東京・日本橋のブリッジにいがたで「えちごせきかわ温泉・観光・物産まつり」を開いた。収穫したばかりの関川産コシヒカリの新米や特産のシイタケなどを割安で販売したほか、地元で開発した食品加工品を試食してもらうモニタリングにも力を入れた。村内を流れる荒川は鮎の名所。関川村商工会で今年開発したのが鮎をペースト状に加工し、若干の味噌を合わせた鮎みそ。隣で試食していた女性は「パンにぬって食べてもおいしいかも」と感想を話していた。
賑わう会場
開発者の小山雄司さん(喜久屋)は「鮎を使った新しい加工品として提案していきたい。販売ルートの開拓など、これからの部分は多いが、まずは村内の旅館で『にいがた朝ごはん』として出すことや、表参道の新潟館ネスパスに置いてもらうことなどを考えていきたい」と話していた。