「大人旅」志向が顕著―クラツーがシニア調査(3) テレビCMでリード
クラブツーリズムでは9月1―14日の期間に、民放21局とBS放送5局で「ようこそ、大人旅へ」をキャッチコピーとしてテレビコマーシャルを放映した。CMは、紅葉の中「歩く」「描く」「学ぶ」「食べる」など大人たちが思い思いに旅を楽しむ様子を描いた。軽妙な歌と音楽にも乗せ「厳選された、上質な時間を楽しんでいただく」「特定の興味分野をテーマに設定したテーマ旅行」「誰でも安心して楽しめる旅」といった要素を統合した旅を大人旅としてアピール。
調査で50―60代に大人旅について尋ねると「若い時は安いお肉の食べ放題やバイキングをよく食べたが、大人になってからは上質なものを少し食べられればよいと思うようになった。旅も同じで、たくさんのスポット巡りや買い物ツアーなどは疲れるし、興味を感じなくなった。質の良いゆったりできる旅が良い」(60代女性)。
「自分の趣味に合った分野の旅なら、多少価格が高くても参加したい」(60代男性)。
「同じ趣味の人たちと会話を楽しみながら時間を共有できるのが魅力」(50代女性)。
「1人でも気軽に参加できたら自分の趣味を通して、新しい友だちが増えるかも?と楽しみになる」(60代女性)といった意見が聞かれたという。
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