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日本旅行、海外低迷響き中間決算は減収

日本旅行、海外低迷響き中間決算は減収
日本旅行(丸尾和明社長)の2015年度中間決算(1―6月)は、連結業績で営業収益は前年同期比3.4%減の243億5600万円だった。国内旅行は堅調だったが、海外旅行の低迷が影響した格好だ。営業損失は前年同期から2億3500万円拡大し5億3900万円、経常損失も1億700万円、中間純損失は 同3億6300万円減の4億8100万円。 日本旅行単体の個別決算は、販売高は同0.2%増の1933億9300万円、営業収益は同3.8%減の206億6900万円、営業損失は前年同期から1億6500万円拡大し4億2200万円、経常損失は7900万円を計上、中間純利益は同6億9100万円減の4億400万円と厳しい結果になった。 国内旅行部門の販売高は5.1%増の1210億6700万円、営業収益は同3.9%増の133億7100万円。赤い風船の販売高は同9.2%増の420億6700万円で北陸新幹線開業や山陽新幹線全線開業40周年、「女子旅」商品などが好調だった。団体旅行は企業やMICE、教育旅行の取扱拡大を推進し同9.2%増の323億9500万円だった。 海外旅行部門の販売高は同12.3%減の597億8500万円、営業収益は同25.3%減の51億1200万円と大幅な減少。マッハ、ベストツアーの販売高は同28.8%減の187億7400万円となった一方、団体旅行は4.3%増の108億2500万円。 国際旅行部門の販売高は同29.4%増の124億2100万円、営業収益は同33.7%増の17億4700万円。
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