次世代旅館経営者を育成 観光庁が講座開講で9月末まで参加受付
観光庁は10月6日から、旅館ホテルの経営人材育成講座を開講する。5月に無料オンライン講座「旅館経営講座」を提供するなど旅館ホテルの経営改善への取り組みを展開してきたが、今回はこれまでの取り組みや現場での課題を踏まえた内容で、小樽商科大学と共同で展開する。講座は、旅館ホテルの次期経営者や役員、管理職など次世代の経営幹部を対象に、マネジメント力の強化を図るもの。財務諸表を用いた講義があるため、各種諸表の分析ができることを求めている。
日程は第1タームが10月6―8日、第2タームが11月24―26日で、いずれも会場は札幌市の小樽商科大学札幌サテライトオフィス。第3タームは来年3月2―4日に釧路市のあかん湖鶴雅ウィングスで行われる。
定員は30人で、受講料は無料(交通費・宿泊飲食費は自己負担)。3タームすべての参加が条件。
申し込みは9月30日まで。同大学へファクス(0134―27―5293)か、メール(cbckankou@office.otaru-uc.ac.jp)で申し込む。