RYOKANを世界にアピール 全旅連青年部、伊ミラノ万博に出展
5月1日から10月31日までイタリアのミラノで開催中のミラノ万博(ミラノ国際博覧会)で、全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部、桑田雅之部長=長野県上田市・菅平高原温泉ホテル)が「RYOKAN」をアピールした。訪日外国人旅行客の誘致策として、日本固有の宿泊文化である「RYOKAN」ブランドの世界への発信に取り組んでいる全旅連青年部。観光庁やJNTOと連携し、7月2―13日、ミラノ万博の日本単独PR会場「ジャパンサローネ」の政府展示エリアで、浴衣の試着体験や折り紙体験など日本の文化を体験してもらうイベントを行った。茶道を実演しお茶をふるまい、来場者をもてなした。
期間中、全旅連青年部の14人とJKK(全旅連女性経営者の会)の2人が参加。RYOKANの魅力や使い方、予約の仕方なども紹介し、訪日旅行の宿泊先として旅館の浸透を図った。イタリア人を中心に1200人が会場を訪れ、ひと時の日本文化の体験を楽しんだ。
また、11日の「ジャパンデー」には、イタリアの旅行会社やメディアなど60社を招いてセミナーを開き、英語によるRYOKANの紹介、着物や浴衣を着た若旦那と女将による接客の様子などを見てもらった。当日、PR会場には現地の観光関係者らとともに、安倍晋三首相夫人の安倍昭恵さんや国土交通大臣政務官も来訪した。
ジャパンデーで安倍昭恵さんと