米生中継銃撃、容疑者の遺書23ページ

【ニューヨーク＝松浦肇】米南部バージニア州モネータで２６日、生中継中だった地元テレビ局ＷＤＢＪの記者とカメラマンが射殺された事件で、逃走していたＷＤＢＪ元記者のベスター・フラナガン容疑者（４１）が事件現場から約３００キロ離れた場所で、銃で自殺を図り、同日、搬送先の病院で死亡が確認された。捜査当局が発表した。 黒人のフラナガン容疑者は２年前、ＷＤＢＪに解雇され、不満を持っていたとされる。 ＡＰ通信などによると、容疑者は死亡した白人の女性記者アリソン・パーカーさん（２４）の元同僚。パーカーさんがかつて人種差別的な発言をしたとツイッターで批判していたといい、フラナガン容疑者名の「遺書」と称する２３ページに及ぶ文書が米ＡＢＣテレビにファクスで送られていた。...