ＯＡＴＡクーポンをＫＴＴに開放（1） ７月から兵旅協と滋旅協に

大阪府旅行業協会（ＯＡＴＡ、徳原昌株理事長＝大阪国際旅行）は７月から、近畿・東海旅行業連合会（ＫＴＴ）に加盟する組合にＯＡＴＡクーポンを発券できるようにした。７月９日の「ＯＡＴＡ設立40周年記念納涼ビアパーティー」で、徳原理事長が明らかにした。パーティーの席上、徳原理事長は「昨年からＯＡＴＡクーポンを他の協同組合に開放することを検討する特別委員会を設けて話し合ってきた。その結果、近畿・東海旅行業連合会加盟の組合に開放することが決まった。７月１日から兵庫県旅行業協同組合、15日から協同組合滋賀県旅行業協会でＯＡＴＡクーポンが発券できるようになった。このあと（ＫＴＴに加盟する）京都、三重の協同組合でも発券が可能になると思う」と報告した。 ＯＡＴＡクーポン開放を説明する徳原理事長 ＯＡＴＡクーポンは２０１４年度（14年２月―15年１月）の発券高は約95億円。旅行業協同組合単体の発券高、契約施設数など全国最大級の規模を誇る。 ＫＴＴではこれまで旅行災害補償など保険事業で共同化を図ってきたが、クーポン事業でも連携を深めることでスケールメリットを発揮することが期待される。 →ＯＡＴＡクーポンをＫＴＴに開放（2） ビアパーティーには280人出席に続く 1　｜　2