瀬戸内海の教育旅行プランを募集 海洋観光大学
日本財団や旅行会社、大学などが連携して展開する、海に関する仮想の学習空間「海洋観光大学 瀬戸内キャンパス」では、観光学を学ぶ大学生らによる「教育旅行研究大会」事業を展開する。大会のメーンとなる、瀬戸内海を舞台に子どもたちに海の魅力を伝える教育旅行プランのエントリーを8月21日まで受け付けている。同大学は瀬戸内をフィールドとするバーチャルの学習機関。教員と学生、学生同士、親と子などに「海」に親しみながら様々なことを学んでもらおうと設置された。今年の海の日を機に始動した、国や自治体、企業、大学など"オール日本"で「海」での好奇心や行動を全国民に喚起する「海でつながるプロジェクト」の一事業としても採択されている。
研究大会では、観光系学科、または観光に興味のある大学生などで構成されるチームを対象に、瀬戸内海を舞台とする教育旅行プランを全国公募。現地でのフィールド調査を経てプランを考案、8月28日にプランを提出する。
書類選考による1次審査で上位10チームを決定。9月26日に県立広島大学広島キャンパスで行われる研究大会でプレゼンテーションを行い、国土交通省や日本旅行業協会など産学官の有識者からなる審査委員会で審査し、最優秀賞や優秀賞などを決定する。優秀作は旅行商品化される予定だ。
詳細はHP(http://setouchi-campus.jp/)で。問い合わせは瀬戸内プロジェクト事務局(JTB中国四国内) 電話082―249―7161。