国内、海外で商品充実 JTB、ルック・エース下期商品を発表
JTBは7月に入り、10日に海外の「ルック」、17日に国内の「エース」の2015年度下期(10月―16年3月出発)商品を発売した。JTB国内旅行企画の国内パッケージツアー「エースJTB」の下期は、引き続き地域素材を生かした商品を拡充。JTBグループの全社キャンペーン「日本の旬」は北陸を対象地域として、ズワイガニやのどぐろ、若狭ふぐといった冬の味覚が味わえるプランを展開するほか、金沢の伝統文化体験や金沢―加賀温泉への直行プラン、北陸・飛騨・信州の「3つ星ルート」をレンタカーやタクシーで周遊するプランなど多彩な楽しみ方を用意した。
また、東京ディズニーリゾートではホテルでの「らくらくチェックイン」など利便性を追求。北海道・東北・九州・沖縄の個人型フリープラン「サンキューチョイス」シリーズにも各地で新素材を盛り込んだ。
JTBワールドバケーションズの海外パッケージツアー「ルックJTB」はハワイ、アジア、オセアニア、ヨーロッパ方面の販売を強化。オセアニアは8月1日に就航するカンタス航空・羽田―シドニー線、成田―ブリスベン線を利用した新コースを設定、キューバへの新コースも拡充した。
西日本発ではビジネスクラス利用の商品を強化したほか、フィンランドのオーロラやアジアビーチを対象としたキャンペーンも展開する。
ルックの上期の販売人員は前年比95%の56.2万人の見込み。下期は同111%の67万人、西日本では同103%の15万人を目指す。