呉線80周年で記念イベント開催 広島県・瀬戸内さざなみ線利用促進委員会
広島県内を走るJR呉線(愛称・瀬戸内さざなみ線)の全線開業80周年を記念して「瀬戸内さざなみ線利用促進委員会」のキャラバン隊がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。一行は2015くれマリンクイーンの工藤香織さん、呉市産業部観光振興課の宮下新吾さん、三原市経済部観光課の阿草圭太朗さん、東広島市産業部商業観光課の隅田識之さんの5人。
JR呉線は今年11月24日に全線開業から80周年を迎える。沿線4市でつくる利用促進委員会はJR西日本と連携して記念イベントを企画した。その第1弾がマリンくんポイントラリーで、来年3月31日まで実施している。沿線の呉、安芸津、竹原、三原にある飲食店や土産店、観光施設などを利用し専用パンフレットにスタンプを集めると、ポイント数に応じて呉線にちなんだ鉄道グッズなどと引き換える。
工藤さんは「ポイントラリーをきっかけに、呉線沿線を楽しんでください」とニッコリ。
また、各市でも記念行事を展開。呉市では今年4月から市内飲食店22店舗で始まった「呉海自カレー」について「海上自衛隊呉基地に所属する艦船で隊員が日ごろ食べているカレーを各店舗で再現し提供しています。2カ月で2万4千人食を売り上げました」と宮下さん。
阿草さんは「タコのまち三原のタコ料理」と「スイーツ」によるグルメめぐりを紹介した。
瀬戸内さざなみ線利用促進委員会の皆さん