夏休みの旅先、人気1位はバンコク スカイスキャナー
世界中の航空券やホテルなどを対象とする旅行検索サイトを運営するスカイスキャナーリミテッド(本社・スコットランド・エディンバラ)は6月10日、日本人による検索数から「夏休み人気旅行先トップ10」をまとめた。1位は3年連続でバンコクで、2位はホノルル、3位はロンドンだった。ランキングは旅行検索サイト「スカイスキャナー」で、7―8月を出発日として日本人に検索された都市を検索数順に順位付けした。
例年通りの人気を示したバンコクについて、同社の春山佳久・日本代表は「日本―バンコク間のフライトが近年増えたことや、家族からバックパッカーまで様々な人が楽しめ、バンコク以外の都市にも観光名所が豊富といったタイの特徴が挙げられる」と指摘している。
3位ロンドン、4位台北、5位パリも3年連続で5位以内をキープ。ロンドンとパリはゴールデンウイーク時のランキングでは下位に低迷していたが、春山代表は「これからベストシーズンを迎え、長期休暇がとりやすい夏休みの旅行先として日本人に支持されている」と分析している。
日本からは沖縄が6位に入り、国内唯一のベストテン入り。13年は9位、14年の8位と年々注目が高まっている。7位はバリ、8位はソウル、9位はシンガポールとアジア各都市が続き、10位はロサンゼルスだった。