1位はロンドンもアジアの成長顕著に マスターカード・世界渡航先ランキング
クレジットカード大手のマスターカードは6月3日、「世界渡航先ランキング」調査の結果をまとめた。2015年の渡航者数(予測)が最も多かった都市はロンドンで1882万人。日本では東京が808万人で前年の19位から11位へとランクアップした。調査は今回で5回目。渡航者の旅先での消費額をもとに渡航者数を予測している。1位のロンドンは、2013年に2位となった以外はすべてトップで、今年もその人気を堅持した。2位のバンコクは1824万人。この2都市で過去5年間のトップを形成している。
以下、3位はパリの1606万人、4位はドバイの1426万人、5位はイスタンブールの1256万人と続く。トップ10のうち半数をアジアの都市が占めた。
また、過去6年での渡航者数の伸び率の高い都市は1位がスリランカ・コロンボで21.1%増。2位は中国・成都、3位はUAE・アブダビとなり、ここでもアジア勢の成長が顕著にみられる。
日本では東京に続いて、大阪が458万人で前年の37位から25位へ上昇。伸び率を見ても大阪は19.8%増、東京は14.6%増と目立った伸びを示しており、旅行先としての存在感を高めている。