10.2%減の4兆2600万円 1―3月期の旅行・観光消費動向
観光庁がまとめた2015年1―3月期の旅行・観光消費動向(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比10.2%減の4兆2600万円だった。そのうち宿泊旅行消費額は同11.9%減の3兆2千万円、日帰り旅行消費額は同4.4%減の1兆500万円。いずれも前年を大きく割り込んでいるが、速報値は4月30日までに回収された調査票から算出したもので、前年同期より回収期間が短いことを考慮する必要がある。
国内旅行消費額は2011年4―6月期あたりから14年1―3月期まで概ね上昇傾向にあったが、14年4―6月期から一転、減少が続いている。