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日本旅館と「グランピング」 星野リゾート、下期オープン施設発表

日本旅館と「グランピング」 星野リゾート、下期オープン施設発表
星野リゾート(星野佳路社長)は先ごろ開いた定例プレス発表会で、今年下半期にオープンする日本旅館ブランド「界」2施設と、4つめの「星のや」ブランド施設となる「星のや富士」の概要などについて紹介した。「界 鬼怒川」(48室)は11月10日に開業する。鬼怒川温泉駅から車で5分の渓流に面した小高い丘に立地。客室は48室中20室が露天風呂付き。界としては初めてペットルームも設ける。界ブランドとしては、栃木県内で3施設目となる。 12月10日には「界 加賀」(48室)がリニューアルオープンする。同館は1624年創業の老舗旅館「白銀屋」が前身。伝統的加賀建築の建物正面は意匠を引き継ぎ、後ろに隠れた客室部分は大改装する。加賀温泉の歴史を刻んだ老舗の改装には、伝統的建築意匠の復元や、館内には加賀の伝統工芸をふんだに取り入れるなど「たいへんにお金をかけた改装」(星野社長)だそう。客室は18室が露天風呂付き。 「界 加賀」のロビー(イメージ) 軽井沢、京都、竹富島に続いて4つめの「星のや」ブランド施設となる「星のや富士」は10月30日の開業。河口湖を眼下に望む木立のなかに40室のキャビンを配置する。コンセプトは「グラマラスなキャンピング」からの造語「グランピング」。快適でぜいたくなキャンプライフを提案する。近年、世界のお金持ちの間ではグランピングが新たな潮流だそう。 施設にはキャンプファイアーテラスやヨガテラスを設ける。キャビンエリアとテラスエリアの中間にはレストランを配置。グリルダイニングやダッチオープンディナーを提供する。 「星のや富士」のイメージ図。ぜいたくなキャンプライフを提案する 1室2人利用の食事別で1人4万5千円から。
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