トワイライトエクスプレス、団体専用で復活(1)
旅行会社専用の団体列車として復活したトワイライトエクスプレスの一番列車が5月16日、大阪から下関まで約29時間の旅へ出発しました。復活一番列車が出発 発売後すぐ満席に
JR西日本・トワイライトエクスプレス
大阪駅では出発式が行われ、山口県大阪営業本部の西田隆男本部長は「最初に山口県を選んでいただきありがとうございます。大河ドラマ『花燃ゆ』の放映や3年後の明治維新150年などで大いに盛り上がっています。十分に楽しんでいただき心に残る旅に」とあいさつし、列車を見送りました。
復活一番列車の出発式(大阪駅で)
再登場したトワイライトは定員わずか40人の特別編成。人気の高かったA個室「スイート」「ロイヤル」といった上級クラスのみの連結です。
食堂車では、車内での食事4食分(昼、夜、朝、昼)が提供されます。例えば16日のディナーは「香川県産ホワイトアスパラとキャビア」「明石産穴子と加茂茄子のミルフィーユ山椒風味」「但馬牛のグリエと山口県産地鶏・長州黒かしわのオーブン焼き」など、沿線の素材を使ったフランス料理。ドン・ペリニヨン2004、ACエシェンゾー・グラン・クリュ2010といったワインをはじめドリンクも多数用意されています。これらは、サロンカーで提供されるアルコール類も含めてすべてフリードリンクで、ツアー代金に含まれています。
復活一番列車に乗車したのは日本旅行が募集した36人。「おとなび(50歳以上の旅クラブ)会員向け」の山口県内の観光と長門湯本温泉の宿泊などをセットした2泊3日のプラン客と、トワイライトに乗車する目的だけのプラン参加客。いずれも発売当初から反応が良く、すぐに満席になったそうです。
(トラベルニュースat 15年5月25日号)
→トワイライトエクスプレス、団体専用で復活(2)に続く
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