西の横綱に有馬が初選出 ビッグローブ温泉大賞
第7回「BIGLOBE みんなで選ぶ温泉大賞」が3月4日に発表され、「温泉番付」の温泉地部門は西の横綱に有馬温泉(兵庫県)が初めて選ばれた。東の横綱は7年連続で草津温泉(群馬県)だった。宿泊施設部門は一昨年、昨年に続き、東は第一滝本館(北海道登別温泉)、西は加賀屋(石川県和倉温泉)が横綱の座を死守した。
同大賞はビッグローブが運営している温泉旅行情報サイト「BIGLOBE温泉」と温泉宿予約・検索アプリ「温泉天国」で行った投票結果からランキングを決定。投票は1月7日―2月18日に行われ、有効投票数は昨年の倍となる2万3535票。
温泉地部門は東が横綱・草津温泉、大関・箱根温泉(神奈川県)、関脇・登別温泉(北海道)、小結・伊香保温泉(群馬県)と昨年と同様の顔ぶれで、前頭は熱海温泉(静岡県)。西は横綱・有馬温泉で大関・由布院温泉(大分県)。昨年横綱の別府温泉郷(同)が関脇で続き、小結は下呂温泉(岐阜県)、前頭は城崎温泉(兵庫県)。温泉街、泉質の良さが評価され、歴史的な風土と価値も人気を集める要因のようだ。
宿泊施設部門は東が横綱・第一滝本館、大関・ホテル櫻井(群馬県草津温泉)、関脇・ホテル一井(同)と草津の強さが目立つ。西は横綱・加賀屋、大関・杉乃井ホテル(大分県別府温泉)、関脇・水明館(岐阜県下呂温泉)が選ばれた。
温泉地のご当地キャラクターランキングの1位は昨年に続き、ゆもみちゃん(群馬県草津温泉)。2位はわたくまくん(石川県和倉温泉)、3位は湯巡権三(福井県あわら温泉)と新幹線開業で注目を集める北陸勢の健闘が目立った。