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「変なホテル」ハウステンボスに7月開業(2) サービスロボットと省エネ

「変なホテル」ハウステンボスに7月開業(2) サービスロボットと省エネ
そのため開業する「変なホテル」はゼロ号店の位置づけで、実験的な取り組みを進め、ノウハウを蓄積する。話題性も含めホテルの目玉とも言えるロボットはフロント、ポーター、清掃業務用などに配置。簡単な会話もできる。自動チェックイン・アウトの導入やゲストの顔認証システムでルームキーを廃止する。客室にエアコンは置かず、壁面の輻射パネルで快適な空間を作り出す。 フロントでは人体型サービスロボットがお出迎え 第1期棟の設計を担当した東京大学生産技術研究所川添研究所の川添善行さんは「2年前に敷地にスマートハウスを建築し、エアコンのない快適性に挑戦してきました。放射システムだけで、ゲストを冷やし暖めます」と自信を見せる。 澤田社長も世界で戦える生産性の高さに期待する。 「自動化やロボット導入で人件費を3分の1に、省エネで光熱費を2分の1に削減するのが目標です。実用化することでサービスロボットも進化するでしょう。自動化とロボットで、将来は業務の90%を行うホテルをつくりたい」 2月1日からウェブサイトで宿泊予約の受け付けを開始した。客室料金はシングル7千円、ツイン9千円、トリプル1万1千円からで、利用時期により料金は3段階ある。予約はオークション方式で、宿泊希望者は、決められた下限と上限の間で1千円単位で希望料金を入力する。 初年度(15年10月―16年9月)は、宿泊客5万4千人、売上高3億5千万円を見込む。 →「変なホテル」ハウステンボスに7月開業(1) ローコスト・スマートを追究に戻る 1 | 2
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