日本経済の行方に迫る JTBたびネット会・新年互礼会
関西JTBたびネット会(野田美雄会長=夢旅人)は1月14日、大阪市北区のザ・リッツ・カールトン大阪で新年互礼会を開いた。会員のほか旅館ホテル関係者ら約70人が出席した。互礼会を前に講演会が行われ、兵庫県立大学大学院経営研究科の佐竹隆幸教授が「消費増税、追加金融緩和で日本経済の行方は?」と題し話した(トラベルニュースat1月25日号1面参照)。
その中で佐竹教授は、人口減少が深刻化し国家財政が危機に直面する2017年問題を提示し「生き残るためにこの2年間どう戦略を立てるかが大切」。その戦略として、(1)顧客価値創造経営(2)連携の場づくり(3)51対49の経営―を挙げ、従業員(人)の力を最大化する戦略の必要性を説いた。
講演後、三重県伊賀市の岡本栄市長が忍者にこだわったまちづくりについてプレゼンした。
野田会長は「今年は意見交換の場を増やし、皆さんに喜んでもらえる会にしたい」と話した。