今冬もカニ特急 JR西日本・かにカニ日帰りEXP
カニ漁の解禁とともに、JR西日本の定番商品「かにカニ日帰りエクスプレス」の販売が始まりました。年末年始を除き来年3月21日まで、京阪神から日本海へ向けてカニ特急が走ります。かにカニ日帰りエクスプレスは、現地でのカニ料理と往復のJR特急指定席をセットし、一部商品には温泉入浴も含まれる冬の定番商品。今冬は但馬や丹後、山陰、北陸方面の66施設が用意され、様々なオプションを加えれば選択自由度の高い日帰り旅が楽しめます。なかでも今冬は「イブニングプラン」が初登場。JR西日本では「夕景の旅情を満喫することも可能となりました」とアピールしています。
というわけで11月7日、かにカニエクスプレスの1番列車?に乗って城崎温泉へ行ってきました。前日が松葉ガニ漁の解禁日なので、まさに獲れたてのカニです。
新大阪駅を8時8分に出発する特急こうのとり1号で城崎温泉駅まで2時間50分。「しのゝめ荘」でカニづくしの料理をいただきました。帰りの列車までの時間は、風情ある城崎温泉街の散策や外湯めぐりが楽しめます。
満腹になるまで旬のカニを味わう(イメージ)
地元観光協会のお勧めは、城崎文芸館での麦わら細工の製作体験。ハガキやうちわづくりなどが短時間で楽しめます。料金は400円から。
かにカニエクスプレスの代金は、例えば城崎温泉だと大阪市内発着で1人1万1900円から。閑散期の往復特急指定席料金が1万800円なのでかなりお得です。もしグリーン車を連結した列車であれば2千円の加算で往復利用できます。年末年始を除き毎日設定されており、2人以上から申し込めます。
(あらしん=鉄チャン・ジャーナリスト)
(トラベルニュースat 14年11月25日号)