観光振興元年キックオフ-日商(2) 観光ネット推進や人材育成
パネルディスカッションは、立教大学観光学部講師の清水愼一さんをコーディネーターに、おんせん県観光誘致協議会の西田陽一会長や由布院温泉観光協会の桑野和泉会長、ハットウ・オンパクの鶴田浩一郎代表理事ら大分県内の観光振興に取り組むキーパーソンが意見を交わした。「自然」「まち」「文化」「人材育成」を切り口にした先進的な取り組みについて話した。本大会の成果として、オンリーワンの観光まちづくりの実現に向けて鍵となる人材の育成・発掘と、多様な人々の協働による取り組みの促進を目指した「べっぷアピール」を採択した。
大会では、今年度の全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞の表彰式も行われた。大賞は、産業観光に取り組んだ北九州商工会議所が受賞し、ヒスイを活用した着地型観光を提案した糸魚川商工会議所などが振興賞に選ばれた。
大賞の北九州市の取り組み
22日からは、パネルディスカッションを踏まえた自然や人材育成など4つの分科会、食文化や文化観光といったニューツーリズム型の県内10コースを設定したエクスカーションを実施。地域づくりに活躍する人たちとの交流を深めた。
大分県のニューツーリズムを体感したエクスカーション
次回は、来年11月12―14日に静岡市で開く。
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