KNT個人、合併で組織改正 フラット化とネット強化図る
KNT―CTホールディングス(戸川和良社長)は10月1日付で、近畿日本ツーリスト個人旅行(KNT個人、岡本邦夫社長)と、その100%子会社である近畿日本ツーリスト個人旅行販売(KNT個人販売、田口久喜社長)を合併する。吸収合併の形式をとり、KNT個人が存続会社。社長は引き続き岡本氏が就く。両社は今年度第2四半期で売上高減、赤字を計上しており、合併で商品造成と販売を一体化することで意思決定の迅速化、経営資源の集中を図り、収益性を向上、黒字化を目指す。
組織体制は、本社部門と営業部門に区分。各部門をフラットな組織構造にするなど意思決定のスピードアップに重点を置いた。
本社部門では総務部や経理部を束ねる営業支援本部を廃止し、フラット化。マーケティング部を営業推進部に改称するほか、ITシステム部を新設する。
営業部門では営業統括本部を廃止し、首都圏営業本部に国内商品、海外商品、提携販売業務を移管。中部、関西両営業本部、e宿泊事業部、海外航空仕入事業部はこれまで通りで、KNT個人販売の営業所は各エリア営業本部の所属となる。
また、今回の合併ではウェブ販売の体制も強化。Web事業部を新設し、営業統括本部のeビジネス業務と国内・海外両Web予約センターの業務を移管し、ウェブ販売全般の業務を担う。