「日本の軍歌」辻田真佐憲さん 最も成功した政治的エンタメ
黒塗りの街宣車が大音量で流す怖い音楽というイメージがすっかり定着した軍歌。だがかつては国民の身近な娯楽であり、もうかる商業コンテンツでもあった。軍歌成立時からの歴史的経緯をたどった研究『日本の軍歌』(幻冬舎新書)を刊行した文筆家の辻田真佐憲さん(30)は、軍歌を断罪でも懐旧でもない国際的視点からとらえ直す。
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